上司の言葉

明日、D10の診察のためにKLCに行かなければならない。昨日の診察の時に、「持ち帰り注射ではだめですか?」と聞いたのですが、先生は、「D10にも来て頂いて、診たほうがいいと思います」とおっしゃいまhした。明日も午後からいくつもりです。午前中、明日の午後にやるべき仕事を午前にもってこれるように、職場の人たちにお願いしました。そして、上司にも明日休暇をもらいたいことを話しました。
上司の部屋に行きました。あまり、人がたくさんいるところで、休暇の申請をすることははばかられました。「まぁ、座って」と促され、ソファーに座りました。まぁ、いつものことです。治療の進捗状況について聞かれました。うちの上司は理数系です。ですから、なんでも、100か0かとはっきりしたがります。奥様がだいぶ前に、乳ガンの手術をなさっていて、女性の体とかホルモンのことについては、上司なりに気を遣おうとしてくれます。「今まで成果が出なかったのだから、今までのやり方ではダメなのではないか」というのが、うちの上司の持論です。以前にも言っていましたが、「治療が始まったら、1週間くらい休んだほうがいいのではないか」と今日も提案されました。ストレスの軽減のためだと言います。「子供をあきらめるために、今の病院に行っているようなものです」と私は、半分本音。半分嘘を言いました。「亀田にも行ったの?」と言われました。「行きました。でも、あそこの技術は○○です」と私は言いました。亀田には30以上もの診療科があるし、上司の奥さんもそこで手術をしてもらって、今だ健在なので、「亀田のおかげ」と思っていると思う。でも、全ての科がすぐれているとは限らないのよね。そのあたりが、頭がいいくせに、微妙な判断のできないうちの上司の欠点だと思う。「いくらいいと言われている医者に行っていても、やっぱり結果が全てだからね。うまくいけばそこがいい医者だし、うまくいかなければ、良い医者ではない」とも言われた。ごもっとも。私もずっと思っていたことです。でも、今までの治療歴の詳細に触れても仕方がないと思ったので、「まぁ、休暇を気持ちよくとらせてくれるのなら、よしとしよう」と思った私でした。