妊婦のお腹

今日は出張だった。そこで、前にもここで書いた、41歳で結婚してすぐに妊娠したという例の女性にあった。先月もお会いしたが、そのときよりもずっとお腹が大きくなってきていることがわかる。彼女は仕事上、私よりも今大変な仕事に取り組んでいる。今日は、彼女からの提案もあった。お腹を時折さすりながらも、経験年数相応の雄弁な話っぷりに、感動した。いいなぁ。結婚は41歳で決して早くはなかったけれど、仕事も十分して、子供も欲しい時にすぐできて、そして、ハイリスクとは言え、順調に赤ちゃんが成長している。自分のことを振り返ると、ホント、うらやましい。


退勤するときに、彼女と出くわした。もう、嫉妬する気持ちというより、「負けました」と思う気持ちの方が強くて。この際だからと縁起を担いで、彼女のお腹をさわらせてもらった。(そういえば、去年は同じ職場のICSIで妊娠した友だちのお腹を触らせてもらったっけ)まるでゴムまりのように、そのふくらみはしっかりとしていた。「何ヶ月ですか?」「6ヶ月です」「じゃぁ、男の子か女の子かわかりましたか」「はい、それが女の子なんですぅ」などどいうやりとりをした。女の子で十分じゃん。男の子だって、女の子だって、いいよね。私は、一生のうちに一人しか産めないのなら、女の子のほうがいいなぁ。


今までの自分だったら、絶対妊婦を見かけたら、避けていたなぁ。でも、だんだん、そんな気持ちになること自体に疲れてきてしまって。楽な気持ちになりたくて、自然を装っている???