ゼロ

今朝もいつも通りの電車でクリニックに出かける。7時50分までに来るように言われていたので、少しでも時間を稼ごうと電車の乗り換えの時にも、早足。45分頃着いた。クリニックの1階(入り口)までは結構スムーズに来れるのだけれど、その後のエレベーターがなかなか来ない。でも、何とか時間に間に合った。


IVF受付にて40,000円を支払う。その後8Fへ移動。程なくリラックスルームへ行くよう指示される。8時頃には入ったと思う。今日の採卵で、私は3人目であることを看護師さんに知らされる。一人目が始まったのが15分。私は8時半頃オペ室に入り、35分頃には出てきた。採卵中、「腰が浮いている。初めて〜?」と先生に聞かれ、「いいえ。何度もやってます(笑)」と答えた。今日の採卵は全然痛くなかった。針がいつ刺さったのかもわからなかった。看護師さんがモニターをさして、「あれが針ですよ」などど言って、卵が吸われていく様子をはっきりと観ることができた。過去7回の採卵でも、こんなにはっきりとモニターを観ていられたのは、初めてだ。ベッドに戻ると看護師さんが登場。「今回は卵が採れませんでした・・・」と申し訳なさそうに言う。「えぇ〜〜〜!?」と言ってしまった。今まで、卵がない、つまり空砲と言うことは一度もなかったから。今回も1個は採れると思っていた。


トイレにてガーゼをはずし、着替えを済ませて、先生のお話。「最初の院長のプランでは、もう1回採卵してと言うことだったのだけれど・・・。もう1回挑戦してみて採れなかったら、凍結のほうを考えようか?」と言われた。「卵が無かったのは何が原因ですか」と尋ねると、年齢も関係するし、前通っていた病院で注射をたくさん使っていたりしても、空砲になりやすいそうだ。誘発を強くしても、メリットはないとのこと。「よくあることだから、あまり気にしないことだよ。」と励まされた。卵がゼロだったと聞かされた時はとてもショックだったけれど、現金なもので、先生のお話を聞いたら、また元気が出てきた。今日から、プラノバールを12日間飲む。その後生理が来たら、3日目からクロミッドを飲み、D8に来院するように言われた。


さぁ、これからの2週間あまりは、治療のことを考えずに、少し仕事に気を入れよう。