HCU

今日は11時の予約で内科の外来に行く。予定していたとおり、10時過ぎに職場を出て病院に向かう。パーキングは予想通り混んでいて、屋上に駐車することになった。10時55分頃、内科の受付を済ます。しばらくすると、看護師さんが出てきて、「内分泌はとても混んでいますので、よろしければ、総合診療科にお回ししますが」と言う。別に指名したい医師がいるわけでもないので、「お願いします」と答えた。総合診療科の待合い室に移動する。またそちらの看護師さんが出てきて、少し時間がかかる旨を伝えてくる。「病棟の方へ、お見舞いに行ってきたいのですが」と言ったら、12時頃に戻ってくればいいと言う。館内放送で呼んでくれようなことも言ってくれたが、見舞い先がHCUだと言うと、HCUには放送が届かないとのこと。


11時20分頃、内科のHCUのあるフロアーに着いた。この病院は、ひとつの経営であるにもかかわらず、外来と病棟が別々に建てられている。おまけにこのHCUのある建物は、3つ病棟の建物の中でも最も新しいものだ。見舞客は、1階にある受付で住所と名前を知らせて、ICカードを受け取らないと目指す階に行っても、エレベーターホールから先病棟内には入ることができない。数ヶ月前に父の実姉が入院した時に既に入ったことはあるが、あの時とは違うフロアーだった。


目指すHCUには、先週病室を移った夫の母親が入院している。ICUという言葉はよく聞くけれど、HCUというのは初めてだ。High Care Unitという意味だそうだ。HCUの入り口にインターホンがある。そこで患者名を伝えると、「Drの処置中」とのこと。館内PHSを看護師さんが貸してくれた。外来とかけもちであることを伝えると、「外来に行っていてもつながるので大丈夫です」とのこと。便利だなぁ。


と言うわけで、外来にまたまた向かう。別棟なので、移動が大変。


内科で名前を呼ばれたのは、12時50分だった。(その間に、HCUの看護師さんが2回、入室OKとの電話をくれる)とても感じのいい先生で、診察室に私が入るなり、立ち上がられ、ご自分の名札を指して、「○○です。よろしくお願いします」とおっしゃった。同じ病院なのに、この前の○○科の医師とはえらい違いだ。話もよく聞いてくださった。私はコレステロール値が高いけれど、薬を使うほどではないそうだ。運動と食事のどちらかに気を配ることで、コレステロール値を下げられるとのこと。私は、ウォーキングをするということにした。来月また再診。


会計(380円)を済ませ、またまた隣の建物のHCUに向かう。


HCUに初めて入った。ナースステーションから放射線状とでも言うのだろうか。5,6室ある病室が全て見渡せるようになっている。各部屋の入り口は、カーテンで目隠しすることもできるようになっていた。その一室がお義母さんの部屋。お義母さんは、酸素マスクをつけて、点滴や心電図などたくさんの管をつけていた。時たま低くなり過ぎるという血圧も安定して、意識もはっきりとしていた。酸素マスクをつけていても、おしゃべりはとてもよくできる。お義父さんもお昼過ぎに来たらしかった。丁度、どこだかの造影をしに別の階に移動するところだったらしく、女性の看護師さん3人と男性の看護師さん1人が来室して、ストレッチャーに慎重に移動させ、画像診断室へと出かけていった。


病院を出たのが、2時10分頃だった。職場に戻り、退勤時間まで勤める。有給休暇は貴重だから。病院のショップで、かわいい花器を見つけた。オアシス付きで、295円だった。同じ職場でいつもお世話になっている女性の先輩と自分の分にと2つ購入。


今日の私の体調。採卵も終わり、いわゆる高温期であるにもかかわらず、なぜか卵巣のあたりがきりきりとする。ドオルトンは今までにも何回も飲んだことはあるけれど、その時はいつもET後だった。今回は、ETはしていない。ETなしでのドオルトンを飲んだときのお腹の中ってどんなふうになっているのだろう。