承諾

朝9時頃,注射をお願いしたいと思っている病院に電話をした。総合受付から「婦人科」へ電話が回された。用件を話す。「どちらの病院にかかっていらっしゃるのですか?」と聞かれ,通院中のクリニック名を言う。ダメ押しで,院長先生の名前の入った注射をお願いする紙も持っていると伝える。さすがに,あのクリニックのことは知っているようだった。先生が今診察中なので,診察の合間に聞いて,電話そしてくれると言う。待つこと数十分。携帯が鳴った。


今度はどうも不妊生殖センターのNsからの電話のようだ。不妊生殖センターのDrが診てくれると言う。ただし,「通院中のクリニックの先生とこちらの先生は直に連絡はとらず,でぶりんさんが間に入る」「診療代は通常通り,再診料がかかり,自費診療の部分は自費でお願いする」ことを承知しておいて欲しいとのこと。治療費については,不妊治療に自費診療費がつきものであることは十分承知。たかだか,注射1本でこんなに苦労するとは思っていなかった。この前まで通っていたクリニックからもらった注射器が何本も残っているので,自己注射してやろうかと思ったほどだ。明日午前中に,不妊生殖センターに行く予約をとった。


先週から何度となく「あぶない」と言われていた夫のお母さん。ここ数日体調が回復してきてリハビリも始めていたようだが,また,昨日意識がなくなったそうだ。私は,不妊クリニックに行っていたので帰宅するまで知らされなかったが,夫は仕事の帰りに見舞いに行ったようだ。今晩,私も見舞いに行こうと思ったが,朝の時点で「意識が戻ってきた」とのことで,夫が「明日にしよう」と言うので,行かなかった。でも,夜になって,また意識が薄らいできたとのことで,お義父さんは今晩病室に泊まり,明朝義兄と交代するとのこと。明日私が行こうと思っている不妊生殖センターのある総合病院に入院しているので,お義母さんのお見舞いにも行ってこようと思う。どうして,あっちもこっちも具合が悪いのだろう。親も調子が悪くなってくる世代に私たちも突入したということだろうか。