疲労感

昨日がんばり過ぎてしまい,午後まで疲労感が残ってしまった。今日が休みで精神的に楽だったせいか,余計だらけてしまった。


午後3時過ぎに夫のお母さんのお見舞いに行く。昨晩クリニックから帰ってきてから用があって珍しく夫が実家のお父さんに電話したところ,お母さんが一時意識が遠のいてしまい,金曜日の夜中に病院から呼び出しの電話があったとのこと。病室も一人部屋に移ったということだった。お母さんは,思ったよりも回復していたようで,酸素マスクや心電図,心拍計などはつけていたものの,普通に会話をすることができた。


帰りに実家に寄り,4人で夕食を食べる。私の昨日の通院のことについていろいろと聞かれ,今まで以上に遠方に通院する私をサポートしようと,親は親なりに策をねってくれていたらしい。ありがたいことだ。父は胃癌の名医と言われるDRに命を救ってもらい,私は不妊の名医と言われるDRに赤ちゃんを授けてもらおうとしている。年間の医療費は,大変な額になるが,これで,私が赤ちゃんを授かることができれば,お金をかけた「かい」があったと言うものだ。母が「保険適応だったらよかったのに。お金は大丈夫なのか?」と私に尋ねた。「今のところ大丈夫。お金は貯まらないけど,減りはしないから」と言っておいた。


夜,おととい電話で話した先輩から再び電話がきた。昨日の通院のことを心配してくれていたようだ。彼女は乳ガンの治療は地元の総合病院で,内分泌の方は,銀座のクリニックに通っている。もともとは,その総合病院でのみ外来診療をしていらっしゃった先生だが,その後銀座にも開業して東京と地元を行ったり来たりとしていらっしゃる。テレビでも時々お見受けする先生で,とても人気があるので,なかなか外来の予約がとれないらしい。だったらいっそのことと銀座まで出向いているという。その関係だけではないと思うが,月に何度も東京に行っている人だ。「着床は神の領域と聞いていたが,そうでないと思った」と私は話した。彼女も若い時に不妊で東京○信病院に通ったことがあったと言っていた。いろいろと話を聞き勇気づけられた。彼女は「いい先生との巡り合わせ。それとタイミングのよさが大切だよ」といつものことだが,ご自分の病気を例にとって話してくれる。最後に「早くいい話が聞けるといいな」と言ってくれた。


その総合病院で,このたび不妊治療センターがオープンしたそうだ。私も不妊治療の第一歩をその病院の外来で踏み出したが,専門外来でないことに気づき,転院したといういきさつがある。とても大きな病院で,いろいろと有名な先生もいて,他県からもその先生たちを頼って来院する患者も多いらしい。なのに,どうして専門の不妊外来がないのだろうと不思議でならなかった。それが,私の転院を予期していたかのように,センターオープン。体外受精もやるらしい。私は年齢的にそちらにお世話になる余裕はないが,東京のクリニックと連携して,エコーや注射をしてもらうことは可能ではないかと考えた。そのセンターは土,日はもちろん,夜も7時まで診察してくれるらしい。