CNS

debrin2005-05-20

最近はこれと言って見るテレビ番組もなかった私だが,今夜たまたまテレビをつけたところ,藤原紀香の出ているドラマだった。どうも,がん病棟の看護師の話のようだ。自らもがんに侵されながら看護に励み,亡くなられた看護師の「思い」をもとに,生きることのすばらしさを描いているそうだ。私の身近にも最近がんで亡くなった方やがんのために加療している方もいる。見ていて,身につまされる場面もあったが,全体的にほんわかとした仕上がり。私はがん患者の家族としてがん医療現場を見てきたが,医師も患者も看護師も,もっともっと生死の狭間にいて,緊迫しているように感じた。まぁ,ドラマだから仕方ないか。


明日休日出勤であるので,今日お花に行った。「鍼灸治療のその後はどうか」という話でもちきりとなった。「少し楽になったような気がするけど,よくわからない」というのが私の正直な感想だ。2回通院して,1万円以上も使ったのに,全く効かなかったというのは癪にさわる。もう1回だけ来週試してみようと思う。


かつて不妊サイトで知り合って,このたびめでたく懐妊した友達がいる。その友達の名前がIMから消えていることに気がついた。正直言って,共に励まし合いながら治療を続けてきた仲間が,自分よりも先に妊娠していくのは辛い。彼女の懐妊を聞いて,お祝いメールを送ったにもかかわらず,返事はもらえず,おまけにIMからも自らの名前を消されて,とても悲しくなった。まるで,不妊であった自分の過去を消し去ることによって,無事に出産にこぎつけたいと言わんばかりに。こんなこと書いている自分も見苦しいけれど。