伯母の気持ち

今日から仕事始め。勤務時間が終わるや否や,家に帰った。新年早々で,そんなに仕事もないのだ。家に着くと,伯母が来ていた。父の実の姉になる。5時半頃だったけれど,鴨川に娘夫婦が孫を送りに行ったので,その間ということで,寄ったらしい。
娘夫婦が戻ってきたのは,7時近かった。それまでの間いろいろな話をしていたけれど,その中で娘夫婦の子供(つまり伯母から見れば,孫娘)にまた子供が生まれるのだそうだ。4ヶ月くらいらしい。本当は子供が既にひとりいるので,それでいいと思っていたのに,ふいにできてしまったらしい。
「今度の子供が生まれたら,ひとりここにあげられたらいいなぁと思っているんだけど。ここに来れたら,幸せだもの」と伯母は言った。私の母親以外に,私の養子のことを考えてくれていた人がいるんだと思った。確かに・・・私がこの年齢で子どもを望んで治療を続け,幸運にも妊娠して,妊娠を継続することができて・・・なんてことを考えると,気が遠くなってしまうもの。犬や猫の子どもをもらうわけではいということはわかるのだけれど,

「もらえるの?」

と思ってしまった。