お見舞い

夫は午前中から母の依頼で、実家の網戸の掃除をしに行った。近頃母は徐々に家の掃除を始めている。父がこの先どうなるのかわからないからだ。いろいろな仕事に手を出しているけれど、どれも上の空でやっているような気がする。

午後の早い時間に、夫と母の二人は父の病院に行った。そこに、この病院に勤める父の知り合いがお見舞いに来てくれたとのこと。先日あった、彼女のお宅のご葬儀のことについて、母は彼女と場所を変えて話を聞いたようだ。昨日、近所の親戚に葬儀の会場について、ホール葬を反対されたばかりであったけれど、彼女の話を聞いて、また心が揺れたようだ。