先生からの電話

出勤すると、母から職場に電話があった。父の先生から、「お話があります」と電話があったという。また病気が進んだとか、あとどれくらいしか生きられないとか、言われることにうれしくなるような内容はない。一人で行くのもだんだん余裕がなくなり、職場にいた夫に電話をして、現地集合で先生の話を一緒に聞いてもらうことにした。

先生のお話。血液検査に黄疸の値が出てきている。このままだと、もう1ヶ月と言った単位では考えられない。

もともと、8月に入院したときに、1ヶ月と言われていたので、その1ヶ月は無事に過ごすことができそうだったので、然して驚きはしなかったけれど。看護休暇をいつからとればいいのか。K棟にはいつ動けばいいのかわからないと話したら、看護休暇は10日以降でいいのではないかと思いますと、控えめながら話された。