歓迎会

今晩,職場で歓迎会があった。お寿司屋さんで。新しく異動してきた3人と育休が終わった同僚の4人を歓迎する会。育休が終わって復帰した彼女は相変わらず,飲み会でもかいがいしく,お酌をして回る。なんと言っても体育会系の彼女。その辺りは如才ない。

彼女の復帰のあいさつの中で,「今日もお乳が張って痛くて,仕事を抜け出して絞った」と言う話があった。あ,そう。となんとか軽く受け流した。そろそろ8時になるという頃,彼女が途中で宴会を辞した。もちろん,上司と幹事に挨拶して帰ることは欠かない。でも,私の腹立たしさのピークは次の瞬間に来た。今まで誰一人として喫煙する者はいなかったのだけれど,彼女が退席するや否や,タバコを吸い始めた。

私はカァ〜っと来てしまった。「彼女の挨拶を聞いて,授乳中だという事はわかった。だから,タバコは遠慮していた。彼女が帰ってしまったので,それまで我慢していたのだけれど,タバコを吸ってもいいだろう」という考えが手に取るようにわかった。「なんで彼女だけに気を遣うの?」「私は彼女が妊娠している時に,同じく流産して,掻爬手術を受けたんだぞ〜。」「その後も大金を使って治療を続けてきているんだぞ〜。」「今日だって,もしかしたら妊娠している体かも知れないんだぞ〜。」と声を大にして叫びたくなった。私はもう,妊娠できない体だとでも決めつけられているような気持ちになった。

くやしい・・・。