ダブルショック

朝方トイレに行きたくて目が覚めた。途中で目が覚めた時,時計を見るとそれ以降眠れなくなるので,いつもは見ないのだが,今日に限って見た。4時頃だった。「KLCに行く日だともう起きないといけないんだなぁ」なんて思いながら,再び寝た。


6時過ぎに目覚ましが鳴る。基礎体温計をくわえる。今朝の体温,「36.64」2回計ったが同じだった。今まで何度もETを経験してきたが,こんなに低いことは初めて。生理前でも,こんなに体温が下がることはない。ふと「0.3℃以上体温が下がった時には連絡を」というKLCからET後にもらったプリントの文言を思い出した。「ダメかぁ〜!」とショック。どうせ電話をしても,「すぐ来い」と言われるだけだからと思いつつ,日中10時過ぎ頃,KLCへ電話する。体温が「0.44℃も下がった」ことを言うと,過去3日間の体温を教えろと言う。でも,私は昨日から体温を測り始めたので,わからないと言う。「今日,これから来て下さいと言われたら,来れますか」と受付嬢。更に,「先生に聞いて,これから来て下さいと言った時,来れないのがわかっているのだったら,先生に聞いてもムダになるので・・」と言われた。「ちょっと失礼じゃない???その言い方」と思ったが我慢。もう,卵チェック,採卵,ETと中には休みの日に当たったこともあったけど,大夫仕事を休んで職場に迷惑をかけた。それに24日(金)は判定日で,もう既に休暇をお願いしてある。もうこれ以上休みを申し出る勇気がなかった。結局先生に聞いてくれて,「明日も来れないようであれば,そのままデュファストンを継続して,判定日を迎えること」とのこと。明日の朝また体温を測って低いようであれば,職場に無理を言って休ませてもらおうと思った。


今日は父の外科の外来診察の日。午前中から気になってはいたが,家に電話をしたのは,午後になってしまった。母が出て,「○○先生が転勤するって言った」と言う。「えぇ〜!!!」私はものすごいショックだった。○○先生には,父の手術以来,どれほどお世話になったか知れない。精神的にも随分フォローしてもらった。その先生がいなくなるととても心細くなる。
夜実家に寄って詳しく話を聞く。再び故郷にある出身大学に戻られるとのこと。先生が父の病院に異動してこられたのは,3年前。大学院を出てすぐだったと聞いている。附属の大学病院に行くのだろうか。父は,「若いんだから,仕方がない」と言いながらも,がっかりしている。母も「○○先生が辞めるって聞いて,力が抜けた」と言う。
家に帰ってきてから,先生に年頭に頂いた年賀状を見る。メールアドレスが確か載っていたはずだ。思い切って先生にメールを出してみた。24時間365日お休みのない方なので,返事は頂けないかも知れないが,残念な気持ちを伝えたくてメールした。