年賀状

またまた,新しい年を迎えた。今年こそは明るく,幸せな一年にしたい。


今年は喪中と言うことで,新年のご挨拶を遠慮するハガキを出してあったので,年賀状の数はぐっと少なかった。その中で,受け取ってうれしかったのが,父の担当医の先生からの年賀状。昨年は私が出した年賀状にお返事を下さる形だったが,今年は,1日に届くように下さった。しかも,今年は小さなお子さんを真ん中に奥さんと先生の三人でにこやかな笑みをたたえている写真入り年賀状。自宅の電話番号もメルアドの記載もあり。(つまり,私たちが一般に出している年賀状と同じ書式です)いつも白衣を着て,気むずかしそうな表情しか拝見したことなかったので,こんなプライベートのお葉書を頂くと,あまりに幸せそうで,気後れしてしまう。「医学部,大学院出の30代前半の外科医の奥さんってどんなかしらね〜」お子さんは2歳らしい。「やっぱりそれくらいの子どもをもっている親って,これくらいの年齢なのよね〜。せいぜい。」なんて思ったり。しかし,絵に描いたような,幸せそうなご家族であった。今年の私の「夢」として,しばらくの間,リビングのTVの上に掲げることにした。はぁ〜。それにしてもため息が出る。


夕食を食べに実家に行った。父のほうには,主治医の先生から年賀状が届いていた。こちらの先生は,やはり責任あるお立場の方なので,病院全体にかかわることが書かれている。どうも今年のあの病院のスローガンは,「いつも『はい』と言おう」というやつらしい。もちろん,英語でデス。おふたりとも気を遣って下さって,とてもうれしかったです。普段診察している患者さんだけでも何百人もいるでしょうに。ありがたいです。


今年は,家族みんなが健康でありますように。そして,私たち夫婦に新しい命が授かりますように。