案ずるよりは・・・

私は心配事があると,眠っていても眠りが浅く,早朝から目が覚めてしまう。


昨日,父が入院して,とても気持ちが不安定になった。
そもそも,去年は父の入院のため,半年ほど治療を休んでいた。本格的に治療を再開できたのは,去年の12月からだ。


父が入院したことによって不安なことは,第一にはもちろん,父の容態。第二には,父の入院のために,私の通院が思うように進まないのではないかということ。


私は一人娘で,他に兄弟がいない。だから,今までも父の治療経過についても,主治医担当医は私に直に話して下さっていた。何があっても,私が真っ向から当たっていかなければならいに。私は,父の容態が思わしくないのに,それを振り切って不妊治療を受けるために通院するなんてことは到底できない。ひとつ不安材料があると,他のことは満足に成し遂げることができないのだ。


前置きが長くなったけれど,父の容態が気になって,昨晩は久々によく眠れなかった。暗い部屋の中で,いろいろとマイナスのことばかり考えてしまい,苦しくなる。でも・・・。


昼食の時間を狙って,母と夫と3人で父の様子を見に行った。とても元気。そうそう。そもそも,黄疸が出ている以外は,食欲もあるし,家の周りの仕事もやってくれていたのだ。もちろん,入院時も独歩入院だったのだから。昨日の昼より,丸々3食絶食だったために,ことのほか昼食がおいしかったらしい。「おいしい,おいしい」と言って食べていた。やはり,案ずるよりは産むが易しだ。目の前の父の元気な姿を見て,安心した。


あの安心した気持ちを持続させなければ。また,今晩も眠れなくなってしまう。


火曜日の一日出張は,先輩にお願いして代わってもらった。助かった。