不幸

今朝は予定通り早起きをして,クリニックに行ってきた。卵は大きいのが左に1個。右は小さめ2個。「一応,一個は採卵出来ると思うけれど,小さいのも一応採ってみよう」との先生のお話。


夜,お義父さんから「お義母さんの容態が悪い」との電話があった。夫は,そのお義母さんのお見舞いから帰り,夕食を食べ,入浴中だった。すぐにふたりで病院へかけつけた。病室につくと,お義母さんの身体につけられたたくさんの計器類は,まもなくお義母さんの命がとぼってしまうことを暗示していた。そして数分後ついに,お義母さんの命が消えてしまった。その時,お義父さんは「ゆっくりやすみなさい」と言った。亡くなったのは,21時17分。


お義母さんが家に戻ってきたのは,夜中の12時過ぎだった。不思議なことに病院では,亡くなって家に帰る時にも,「退院」と言った。実母ではないからだろうか。こんな時でも,スプレキュアを23時と24時に噴霧することを忘れなかった。どんな時も,誘発中は卵のことで頭がいっぱい。


今は自宅からこの日記を書いているが,帰ってくるときには,まだ葬儀の日取りが決まっていなかった。明日の午前中には決まるらしい。お寺の予定とお坊さんの予定で日取りが決まる。ここで困ってしまった。まさかのお義母さんの他界。そして,あさっては私の採卵日。お義母さんだって,私たち夫婦に子どもが授かることを望んでいたはず。でも,火葬や葬儀と日にちが重なってしまったのでは仕方がない。それを押してまで採卵に行っても,いいことはないだろう。願わくば,あさって葬儀関係の予定が入りませんように。お義母さんにも礼を尽くしたい。その上,数少ない私の卵も大切にしたい。欲張りなのだろうか,私は。